特許証
発明の名称 |
仮設受水槽 |
特許証 |
特許第5665244号 |
特許権者 |
静岡県浜松市浜北区平口626 有限会社コスモテクニカル |
発明者 |
平野 勉 |
登録日 |
平成26年12月19日 |
仮設受水槽の効果
施工中の断水はありません
- 受水槽を修理するには受水槽の中に人が入り、水漏れやFRPシートライニング、張替、塗装作業を
しなければならず修理日数が掛かってしまいますが、仮設受水槽を利用することで 受水槽の修理期間でも給水を止めることなく通常通り使用できます。
大幅なコストダウン
- 受水槽を新品に更新する場合と比較し、大幅なコストダウンとなります。
- 有効容量が60m3を越える受水槽を新しく作るには約2,000万円以上掛かるとされています。
- 新たに受水槽を製作する場合と比較し、仮設受水槽では約l/4~l/6の経費で済みます。
受水槽の補強や塗装には十分な乾燥が必要
- 受水槽のワレの補強や塗装には十分な乾燥が必要になります。
乾燥が十分でないと塗料が剥離して2~3年でダメになってしまいますが、 仮設受水槽を使うことによって、十分に乾燥させることが可能でしっかりとした修繕ができます。
仮設受水槽は組み立てや撤去が容易なため、災害時の緊急用受水槽としても利用可能
- 仮設受水槽では組み立て・解体・撤去が容易で短時間でできるため、災害時の緊急用貯水槽として利用することができます。
受水槽とは
受水槽とは
- ビル・マンション・学校・病院などや一時に多量の水を使用する建物などで、
水道局から水道管を通って送られてきた水を、いったん貯めておく容器(タンク)のことです。 マンションや学校等の集合建築物では、使用人数が多いため、給水栓での安定した 水圧を維持でない場合があります。そこで、水道水を受水槽に受け、揚水ホンプで高架水槽へ 揚水した水を、又は、貯水槽に連結した加圧ポンプにより加圧された水を、 共用給水管を通し、各給水栓へ給水しています。
- 受水槽は、コンクリート(RC)、金属(ステンレスもしくは鋼製)、樹脂(FRP等)で製作され、
施錠付きのマンホール、定水位弁、オーバーフロー管、通気口、水抜き管等から構成されています。
定期検査
- 受水槽、高架水槽は平成13年に水道法改正により、一年に一回、容量に関係なく清掃、
水質検査をしなくてはなりません。10m3以上の水槽は簡易専用水道と言い、台帳の記入も 義務づけられています。
高額な新設工事
- 受水槽も経年変化により、水漏れ、ワレ、塗膜剥離等が生じます。
- 新しく受水槽を作るには、有効容量が60m3を越えるものでは、製作費が約2000万円以上
掛かるとされています。
受水槽修理の必要性と問題点
- 高額な新設費用を節減するため、受水槽は、新たに製作するのではなく、
修理することを余儀なくされています。
- 受水槽の修理では、新たに受水槽を製作する場合と比較し、約l/4~l/6の経費で済みます。
- しかし、修理は受水槽の中に人が入り、水漏れやワレ・歪等の補強、張替、パテ塗り、塗装等の
作業をしなければならず、その修理の間は受水槽が使用できなくなります。
- マンショシや学校等の集合建築物での給水栓は、給水を受けることができず断水することと
なってしまいます。
- 災害時に一番困るのは飲料水です。しっかり水源を確保するために、水槽の手入れは不可欠です。
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